1.医師の診断
「聞こえにくくなった」と周囲の方から言われたり、ご本人が自覚されたりしたら、耳鼻科を受診されることをお勧めします。
難聴の原因によっては、治療可能な場合もありますので、自己診断は禁物です。耳鼻科医に難聴の診断を受け治療の必要がない場合、補聴器の使用をご検討ください。
2.ご来店・ご相談
専門の販売員がお客さまの状況や要望をお聞きします。お客さまの生活スタイルや、
補聴器に対する気持ちをお聞きすることは、適切な補聴器選びには欠かせないことです。
補聴器をプレゼントしたいと、贈り主の方だけが補聴器を買いにいらっしゃることがあります。
補聴器を使う方が不在では次のステップに進めません。
3.聴力測定と聞き取りの測定
補聴器を選定するために、聴力を測定します。言葉の聞き取り測定も大切です。
4.補聴器の選択・調整
聴力と言葉の聞き取り測定に応じた補聴器を選択し、補聴器の調整を行います。
5.補聴器を試す
実際に補聴器を装着してみます。一緒に来店されたご家族と会話したり、店内の様々な音を聞いたりしてみます。呼び出し音や食器の音などの
日常生活音の確認もすることが出来る環境シュミレーターのご用意もしています。
6.試聴効果の確認
聴力測定と同じような方法で、補聴器をつけた状態で測定を行います。この結果により、客観的な補聴器の効果がわかります。
7.試聴器の貸出または購入
店内での装用や効果測定に問題がなければ、電池の出し入れや耳への装着も実際にやってみます。使いやすさも補聴器選びには重要です。試聴機のお貸出をいたしますので、
一定の期間ご自宅で使ってみていただきます。試聴期間の間にも不快なことがあれば再調整いたします。補聴器の聞こえや使い方に納得されたらご購入していただきます。
「まだいいかなっ」って思われたりした場合はご返却していただいて構いません。
8.日常装用状態の確認
補聴器を日常装用されると、様々な音に出会います。それらの音に不具合がある場合は、補聴器の調整を行う必要がありますので、遠慮なくご来店ください。
補聴器には微調整が大切です。
9.点検
順調にお使いになってからも、定期的に点検に出すことをお勧めいたします。汚れなどで補聴器の音がきちんと出ていないと、聞こえにも影響がありますので補聴器の
点検をさせていただきます。
10.アフターフォロー
補聴器を購入された後も、使う環境に合わせた調整や、聞こえの程度の変化に合わせた調整など、補聴器を効果的に使うために調整は随時対応いたします。
また、補聴器に使う電池は、空気電池と言って補聴器専用電池です。当店にてご購入できます。お気軽にご依頼ください。